平成中村座十一月大歌舞伎・第一部2022/11/03 19:17

浅草寺裏に仮設された平成中村座に行ってきました。11月公演初日の第一部です。久しぶりの平成中村座、この空間がいいんですよね!
若手による「寿曽我対面」、七之助の「舞妓の花宴」、そして勘九郎の「魚屋宗五郎」。勘九郎、七之助の兄弟が勘三郎から中村屋のDNAをしっかりと受け継ぎ、小屋は熱気に包まれました。
久しぶりの浅草は人出が多く、外国人観光客もだいぶ戻ってきたようです。

皆既月食2022/11/08 21:20

赤銅色の月が神秘的でした。
さすがに天王星食までは見えませんでしたが!

十一月吉例顔見世大歌舞伎・昼の部2022/11/12 19:43

今月と来月の歌舞伎座は、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露と八代目市川新之助初舞台の披露。その昼の部を観てきました。
毎月出かけている歌舞伎座も、華やかで祝祭感にあふれ、今日は違った雰囲気に包まれていました。
今月から大向こうも再開(ただし劇場指定の関係者)。客席やロビーでの幕間の飲食もOKになりました。

まずは『祝成田櫓賑』で幕開け。襲名と初舞台を寿ぐ一幕。役者が揃う派手な趣向に常磐津がピッタリ。続いては歌舞伎十八番の内『外郎売』。新之助くんの曽我五郎、実に堂々とすばらしかったです。そして歌舞伎十八番の内『勧進帳』。十三代目気迫の弁慶。十二代目(お父さん)にかなり似てきたかも。

やはり襲名披露は特別ですね。来週出かける予定の夜の部、『助六』も楽しみです。

十一月吉例顔見世大歌舞伎・夜の部2022/11/19 21:48

歌舞伎座の夜の部に出かけてきました。
今月から幕間の客席やロビー(一部)での食事がOKになったので(アルコールはダメ)、デパ地下に寄ってお弁当を購入。歌舞伎座でお弁当を食べるなんて、3年近くぶり。

まずは歌舞伎十八番の内『矢の根』。幸四郎の曽我五郎時致。隈取りが映えてました。
それから襲名披露の『口上』。白鸚が体調不良で今日から当面休演となり、代わりに菊五郎がご披露。最後に十三代目が市川家伝来の「にらみ」。これを見れば一年は風邪をひかないと言われています。迫力でした。

そしてお待ちかねの歌舞伎十八番の内『助六由縁江戸桜』。上演時間は2時間と長丁場、それも主人公の助六が登場するのが始まってから約45分後。それでも江戸歌舞伎の楽しさ満載で時間の長さを感じさせず、好きな演目です。十三代目の助六、良かったです。揚巻は菊之助、髭の意休は松緑と同世代(昔の三之助;新之助、菊之助、辰之助)が揃い、新しいというか、これからの時代の『助六』でもありました。福山かつぎは新之助くん、ほんと達者で感心しました。

今月は昼夜で歌舞伎十八番が4本、曽我五郎が主人公ということでみると3本、成田屋の襲名披露ならではでしょうか。

劇団☆新感線『薔薇とサムライ2—海賊女王の帰還—』2022/11/26 19:36

劇団☆新感線42周年興行・秋公演SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2—海賊女王の帰還—』を、新橋演舞場にて観てきました(昼の部)。新感線は3年ぶり(2019年の『けむりの軍団』以来)。

前半90分、30分の幕間をはさんで、後半90分。これだけ長いと、このシーンだらだら長い、とか、いらないんじゃない、ってのがあったりしますが、それがなく、ストーリーも明瞭でテンポよく進みました。これは脚本の中島さんのうまさ。
舞台のセットは簡素というか、その代わりに映像がうまい具合に使われてました。これについては演出のいのうえさんのワザ。

役者陣では、まず天海姐さん、カッコイイ! スゴイ! 惚れ惚れしました。宝塚ばりのいろんな衣装で登場して、おまけに男役まで(これはネタばらしか?)。脚本が天海姐さんで遊んでいたというか、天海姐さんも喜んで遊ばれていたというか、新感線との信頼関係がすばらしい。
古田さん、かつてほど動いてはいなかったけど、ここぞというときに登場して、すべてをかっさらっていくという押し出しの強さ。さすがです。
森奈さん、久しぶりの新感線出演かな? 天海姐さんに寄り添う役で、この元宝塚コンビがすばらしい。もっと活躍してしかるべき女優さんだと思います。
石田(ニコル)嬢、初めて観たけど、まず立ち姿がさすがモデルさん。歌もうまいし、この先どんなふうに化けるか楽しみ。
早乙女(友貴)くんは、立ち回りがあざやか! その美しさに涙が出てくるほど。
ほか、若手の神尾くんと西垣くん、勢いの良さは認めるけど、前面に躍り出てくるような華が感じられなかったのが意外。まぁ芝居が、、うまいほうではなかったし、、これだけの猛者揃いの中だと、よっぽど何かがないと目立たないなぁ。
そして生瀬さん、うまいです。何もいうことはありません。役割をきちんと果たし、安心して観ていられました。
高田さん、粟根さんをはじめとする劇団員のみなさんも、期待を裏切らない活躍で、これぞTHE新感線! 満足、満足。

生バンド演奏で、半分ミュージカルのような舞台。ロック調の曲の音量には、ちょっとツイテイケナイ年齢となりましたが、すばらしいエンターテインメントを堪能することができました!