八月納涼歌舞伎・第一部 ― 2023/08/05 16:38
歌舞伎座で「八月納涼歌舞伎」初日の第一部を観てきた。
まずは『次郎長外伝・裸道中』。主人公の博徒の勝五郎を獅童、女房みきを七之助。博打ですっからかんの貧しい暮らしをしている夫婦のところに、かつて世話になった清水の次郎長が偶然に訪れる。夫婦はなんとかもてなそうとするが、銭がない。その奔走するさまを面白おかしく描く人情劇だ。ただ、獅童がときどき台詞を怒鳴り、それにつられて七之助も怒鳴り返す。なので、しっとりとした人情話にならず、なんだかざわついてしまう。初日ということもあり、力みすぎているのかと思えなくもない。客席から笑いは起こるが、なんか違う。日にちが経てば、もう少し落ち着いてくるだろう。
続いて舞踊劇『大江山酒呑童子』。源頼光による大江山の鬼神・酒呑童子退治を題材にした松羽目物。十七世勘三郎のために書き下ろされ、十八世勘三郎を経て、当代勘九郎に受け継がれている。その勘九郎の酒呑童子がいい。出から酒宴、そして立ち回りと、身体も動き、形もきれいに決まる。直吉・巳太郎がタテの長唄もいい。よくできた作品だ。
まずは『次郎長外伝・裸道中』。主人公の博徒の勝五郎を獅童、女房みきを七之助。博打ですっからかんの貧しい暮らしをしている夫婦のところに、かつて世話になった清水の次郎長が偶然に訪れる。夫婦はなんとかもてなそうとするが、銭がない。その奔走するさまを面白おかしく描く人情劇だ。ただ、獅童がときどき台詞を怒鳴り、それにつられて七之助も怒鳴り返す。なので、しっとりとした人情話にならず、なんだかざわついてしまう。初日ということもあり、力みすぎているのかと思えなくもない。客席から笑いは起こるが、なんか違う。日にちが経てば、もう少し落ち着いてくるだろう。
続いて舞踊劇『大江山酒呑童子』。源頼光による大江山の鬼神・酒呑童子退治を題材にした松羽目物。十七世勘三郎のために書き下ろされ、十八世勘三郎を経て、当代勘九郎に受け継がれている。その勘九郎の酒呑童子がいい。出から酒宴、そして立ち回りと、身体も動き、形もきれいに決まる。直吉・巳太郎がタテの長唄もいい。よくできた作品だ。
コメント
_ アドべ ― 2023/08/08 11:03
_ hiro ― 2023/08/08 20:07
アドベさん、コメントをありがとうございます!
力まずに、まわりとのハーモニーを大切に、ってところでしょうか。
力まずに、まわりとのハーモニーを大切に、ってところでしょうか。
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大昔(1997年1月)の5代目勘九郎と2代目澤村藤十郎の「文七元結」を思い出しますね。中村屋の悪い癖がまだ残ってるのかな。